
hicbc.com · Feb 22, 2026 · Collected from GDELT
Published: 20260222T014500Z
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。ドクターは、大阪大学微生物病研究所 情報伝達分野 教授 医学博士 髙倉伸幸先生です。 今回のテーマは「〜毛細血管が消える!?〜不調を招くゴースト化の恐怖」 直径が髪の毛の約10分の1と非常に細く、全身の血管の95%以上を占める「毛細血管」。その総延長は地球2周半と言われ、身体の隅々にまで酸素や栄養を届ける重要な役割を担っているそうです。そんな毛細血管の機能が低下すると疲れやすい・風邪をひきやすくなった・冷え症・シミやシワなど、日常生活の中での不調を引き起こす可能性があります。それが毛細血管の「ゴースト化」。ゴースト化とは、毛細血管に血液が流れなくなってしまった状態のこと。日々の不調以外にも認知症や動脈硬化、それに伴う心疾患や脳疾患など、命に関わる病気につながる恐れもあるそうです。そこで今回は、毛細血管のゴースト化を防ぐ方法などを専門医に教えてもらいました。 毛細血管のゴースト化が原因と思われる主な不調 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』 ・疲れやすい・シミやシワ・冷え症・風邪をひきやすい・化粧のノリが悪くなる・耳鳴りがするようになった 太い血管(動脈・静脈)と毛細血管の違いと役割 動脈は心臓から全身に血液を流しています。静脈は全身から心臓に血液を戻しています。これらの太い血管には、たくさんの赤血球が流れていて酸素・栄養・老廃物などの運搬も担っているそうです。一方、毛細血管は動脈と静脈との間をつないでいる血管。赤血球1つがようやく通れるほどの細さで、血管の外にある細胞への酸素の供給と老廃物の回収などを担っているそうです。 あなたは大丈夫!?毛細血管の状態チェック <爪床(そうしょう)圧迫テスト>・親指の爪を白くなる程度の強さで5秒間押す爪に赤みが戻るまで2秒以上かかる場合はゴースト化の可能性があるそうです。 毛細血管が消えるのはなぜ? 動脈や静脈などの太い血管は、内膜・中膜・外膜の三層構造になっています。一方、毛細血管は単層の血管内皮細胞とそれを覆い守っている壁細胞によって形作られていますが、壁細胞は加齢や生活習慣の乱れなどで剥がれていってしまうそうです。すると、中の血管内皮細胞が剥き出しの状態に。剥き出しになった毛細血管は脆くなり、血液が末端まで届かなくなります。血液が届いていない毛細血管は、最終的には消えてなくなりゴースト化するのだとか。毛細血管がゴースト化すると、身体の隅々に酸素や栄養が行き渡らず、老廃物も回収されなくなるそうです。 日々の不調と毛細血管の関係 ・疲れやすい毛細血管がゴースト化して機能低下すると、筋肉の中の老廃物を回収できなくなり蓄積していくことで疲れやすさの原因になってしまうそうです。 ・冷え症心臓から出た温かい血液は、毛細血管を介して組織の体温を上げています。そのため、毛細血管の数が少なくなると体温を上げる血液を運搬できず、身体が冷えていくそうです。 ・シミ毛細血管がゴースト化すると、紫外線によって作り出された褐色の色素であるメラニンを回収できなくなるため、シミの原因になるそうです。 ・シワ、たるみ毛細血管がゴースト化すると酸素や栄養が運ばれないため、肌細胞のターンオーバーが低下し、シワやたるみも増えてしまうそうです。 毛細血管がゴースト化する原因は? CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』 個人差はありますが、60〜70代は皮膚の末端まで届いている毛細血管の数が20代に比べ4割減っているというデータがあるのだとか。個人差を生む原因にはストレス・睡眠の質・食生活の乱れなどがあるそうです。 <生活習慣の原因(1)ストレス>ストレスは、交感神経が活発化するので毛細血管に行く血液の流れが悪くなってしまうそうです。例えば、過度の緊張などで顔から血の気が引くのと同じ。その状態が続くとゴースト化が加速してしまうそうです。 <生活習慣の原因(2)睡眠の質>先生によると、ゴースト化を修復するホルモンが夜中眠っている間に出ているのだとか。睡眠の質が悪いとそのホルモンが出ず、朝起きた時に血管の状態が悪いまま活動を始めるのでゴースト化がどんどん加速していくそうです。 <生活習慣の原因(3)食生活の乱れ>食事で摂った余分な糖質はたんぱく質と結びつき、老化促進物質のAGEを作り出します。毛細血管がAGEを取り込むと、細胞を酸化させる活性酸素が発生し壁細胞にダメージを与えるためゴースト化してしまうのだとか。そのため糖質の摂りすぎはNGだそうです。 <不調を招くゴースト化の恐怖>ゴースト化で末端まで血液が届かないと心臓はさらに強く鼓動して血圧がだんだん上がっていきます。これが動脈硬化の原因。動脈硬化は心臓の疾患や脳の疾患など命に関わる病気につながる恐れがあります。他にも、脳の毛細血管がゴースト化するとアルツハイマーなど認知症のリスクに。骨の新陳代謝ができないと骨粗しょう症を引き起こしてしまうそうです。 消えた毛細血管が復活!?ゴースト撃退スパイス&ドリンク <毛細血管復活のキーワードは「Tie2(タイツー)」>Tie2とは、毛細血管の構造を安定化させる物質のこと。Tie2が活性化すると血管内皮細胞と壁細胞を接着させる効果が期待できるそうです。 <ゴースト化改善が期待できる3種類>(1)シナモン先生によると、シナモン(桂皮エキス)にはTie2を活性化する効果があり、血管の構造が安定してくるとのこと。コーヒーに入れたりカレーに入れたり、いつもの食生活にチョイ足しするだけでOK。ただし、肝臓に障害を与える可能性があるので摂りすぎには要注意。1日0.6gを最大量として守りましょう。また、妊娠中や肝臓に病気がある場合は摂取を控えてください。 (2)黒胡椒黒胡椒に含まれるピペリンにもTie2を活性化させる効果があるそうです。1日の目安は小さじ半分まで。ピペリンを多く含むヒハツ(ロングペッパー)の効果も知られています。 (3)ルイボスティー健康茶として人気のルイボスティーは、毎日飲んでもOKなゴースト化改善が期待できるドリンク。ルイボスティーの中に含まれるルイボスエキスにはTie2を活性化させる作用があるそうです。 <毎日続けることが大切!>先生によると、3つとも毎日摂取した方が良いですが、1種類だけでも効果は期待できるとのこと。とにかく毎日続けることが大事だそうです。 消えた毛細血管が復活!?ゴースト撃退エクササイズ <かかと上げグーパー体操>▼両足を揃えてまっすぐ立ち グーにした両手を前に出す▼両足のかかとを上げ 手をパーにする この姿勢を5秒キープ▼かかとをゆっくり下ろして手をグーにする※無理のない範囲で行なってください朝晩それぞれ20回行うと、全身の血流が良くなりゴースト化の改善が期待できるそうです。 (2026年2月22日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より) 番組紹介 ニッポンの皆様に健康生活を!この言葉をキーワードにすぐに役立つ健康情報をお伝えします。「人」「家族」の未来を創り出す、CBCテレビの健康情報番組。 ホームページ 最新話の見逃し配信はこちら